無農薬野菜の落とし穴

無農薬野菜とは読んで字のごとく「農薬を使っていない」野菜の事で、昔から「虫が食べているから無農薬野菜は安心」と言われてきました。
実は、誤解されがちですが無農薬と言っても全ての過程において「無農薬」というわけではないのです。


「農薬を使わず野菜を育てているのだから無農薬野菜ではないのか」とネーミングからして与える印象は「全てにおいて農薬を使っていない作物」になりますがそうでは無いのです。
簡単に言ってしまうと実際に無農薬である作物は「有機野菜」、オーガニックなどと呼ばれるものになります。


本当に農薬や化学合成肥料を使用しておらず、遺伝子組み換えを行わない生産方法は「有機農産物」と呼ばれます。
基準として、「有機JASマーク」の表記がされている作物は有機野菜と認定されています。
その表示がされていない場合は有機野菜と言う事は出来ません。


話を戻しますと、無農薬野菜というのは完全に無農薬というわけではなく、「栽培中に農薬や化学肥料を使用しない農産物」を指します。
さらっと読み進めてしまうと中々気付きませんが、あくまで「栽培中」ですので、深く突き詰めていくとその前後は農薬を使用されている可能性があるのかもしれないということです。
分かりやすく説明すると、もし除草剤を使用した場所でその成分が残ったまま新たに何かを育てるとなった場合は「無農薬」と言う事ができるわけです。
栽培中に農薬などを使用していなければそれは「無農薬野菜」になります。